こんにちは!
連日の晴天で、さくらも満開になりつつありますね!
今週末はお花見される方も多いことでしょう!
さて、先週の日曜日も依頼を受け、セミナーの講師をしてきました。
少人数のセミナーでしたが、質問もたくさんいただき有意義な時間になったと思います。
セミナーや個別相談時によく質問を受けるのが「変動金利」と「固定金利」のどちらが良いのでしょうか?とか、金利は今後どのようになるのでしょうか?といった金利の動向についての内容です。
ということで今日は住宅ローンの金利はどのように決まるのかというお話。
まずは、各金融機関が何を基準に住宅ローン金利を決めているのか?
住宅ローン金利の決まり方って簡単に次のようになります。
①変動金利:日本銀行の政策金利=金融機関の短期プライムレート
②一定期間固定金利:円金利スワップ金利
③完全固定金利:10年物国債の金利
各金融機関は毎月下旬(20~25日頃)に市場金利の動きをみて翌月の住宅ローン金利を決めています。
つまり、このタイミングでの金利の傾向を把握していると、翌月の住宅ローン金利が上がるのか下がるのかをあらかた予想することができます。
では、仕組みは分かったところで低金利のメリットを受けるために当初は変動金利で借り、金利が上がってきたら固定金利に乗り換えるという作戦は効果があるのでしょうか?
う~ん、残念ながらあまり効果は期待できません(涙)
なぜでしょう・・・
それは変動金利より先に固定金利が上がるからなんです。
これは金利を決める指標が上記のように異なっているからです。
金利の上昇は「固定金利→変動金利」の順で上がっていくことをぜひ覚えておいてくださいね。