連帯保証と連帯債務

いよいよ明日から確定申告が始まりますね。
確定申告の期限は3月15日(木)です。
皆さんお忘れなく!

さて、住宅ローンを組む時に夫婦二人の収入を合算する場合、「連帯債務」と「連帯保証」のどちらで住宅ローンを組んだらよいですか?というお問い合わせがあります。

「連帯債務」であれば、連帯債務者である夫婦二人に返済義務があるので、金融機関は夫婦二人に対してローンの返済を求めることになります。

「連帯保証」(妻が連帯保証人の場合)は夫がローンの返済義務者になり、夫がローンの返済ができなくなった場合に、連帯保証人である妻が返済義務を負うことになります。

「住宅ローン控除」を夫婦それぞれで受けるためには「連帯債務」である必要があります。

収入合算で住宅ローンの借り入れを検討される場合には「住宅ローン控除」に大きく影響するので、この点についてもご注意ください。

また、住宅ローンを組む場合、それを夫婦どちらか一方のみの債務にするのか、連帯債務にするのかは、同時にその家庭のライフプランの問題でもあります。

特に、マイホーム購入後に出産にともなう休職期間や子育て期間などを予定されている場合、住宅ローン控除が受けられなくなることも考慮に入れて資金計画する必要があります。