なぜハウスメーカーをやめたのか

お正月はいかがお過ごしですか?
私は飲んで食べた分、走ってカロリー消費しました。

さて、私がなぜハウスメーカーを辞めることになったのか?その理由をお話しします。

家が売れなくて会社をクビになったからです(涙) 
はい。嘘です(笑)懲戒解雇ではなく自主退社です。

でも売れなくなったのは本当ですけどね。
私がハウスメーカー時代のお話です。

家の引き渡し段階でお客様に鍵を渡す際、ほとんどの方が、「これから長い間ローンを払っていけるのか不安」とか「これから何かを我慢しなければならない」とか、ほんとうは喜び満載のはずの笑顔の裏に何となく不安そうな気持が見え隠れしていることに、ハウスメーカーの営業マンとして仕事のやり方が本当にお客様のためになっているのかというような、何となく心に引っかかるものがありました。

本来マイホームを持つということは、家族が心身ともに快適に過ごすためなのに、想定した以上のローンを抱えてしまったり、趣味などやりたいことを我慢しなければならなくなるような生活というのはおかしいのではないかと。

そして何より「家を建てる、売る」ことが目的で「住宅ローンの完済」までは考えた提案をしていなかったということ。

当時、心の中にモヤモヤしたものを持ちながら仕事をしていました。
その思いが年々強くなっていき、何となく仕事に身が入らなくなっていく自分がいて、その結果、契約が取れなくなっていきました。

悩みましたがついに29歳の時、退職を決意しました。
そして、その時の経験や思いを生かそうと思い、今の仕事をしています。

特に住宅ローン相談を専門とするファイナンシャルプランナーとしての私の理念は「見えないもの」を「見える化=ライフプランニング」することによって、本当の安心を提供すること、。
ライフプランニングによりお客様の家計を細かく分析し、その家族に最も適した「ライフプラン」と「住宅ローン完済」のご提案をすること。

この理念を胸に日々FPとしての活動をしています。