経済産業省から次年度以降の売電価格が発表されましたね。
「再生可能エネルギーの平成29年度の買取価格・賦課金単価等を決定しました」
この度の発表の特徴は3年分の売電価格が示されたことだと思います。
山口は出力制御対象地域ですから17年度から30円→28円→26円と年2円ずつ下がります。
(いずれも1キロワット時、消費税込み)
3年かけて家庭用電力の購入価格とほぼ変わらない水準に落としていくよ、という宣言です。
逆に我々が購入する電気代は年々高くなっています。
ちなみに、再エネ賦課金(電気を利用する人全員が、使用した電力量に応じて「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を負担しています。買取コストをこの賦課金でまかなっています。)は2017年度は標準家庭で月額686円と今よりも約100円増えると発表されました。
これも電気代が高くなる一つの要因となっています。
ということは、これはいよいよ自家消費の流れが進みそうな感じです。
売る電気よりも買う電気の方が高いならば、わざわざ売らずに自分の家で使った方が経済的ですよね。
昼間発電した電気を自宅で使い、余った分は蓄電池で貯めておきます。そして、夜に自宅で消費していくイメージですね。
これは、割安な蓄電池を導入できることが条件でしょうか?
家庭用蓄電池はまだまだ価格が高いようで、三菱アウトランダーPHEVや日産リーフなどの電気自動車が容量が大きく導入コストパフォーマンスが高いと考えられているようです。
今後、各社色々な商品が出てきそうですね^^