「追突した~」「追突された~」
と事故報告を受けますが、
玉突き事故と順突事故があるのをご存知でしょうか?
今回は子供のミニカーを使って解説したいと思います。
玉突き事故とは
「玉突き事故」とは「停止もしくは走行している車列の車に追突し、さらにその前の車に連鎖的に追突するもの」です。
まず、トラックがワンボックスに衝突します。
その勢いで前のプリウスに追突。
これが「玉突き事故」になります。
基本的には最初に接触したトラックが100%悪くなり、前のワンボックスおよびプリウスの修理費を負担しないといけません。
順突事故とは
「停止もしくは走行している車に追突し、さらにその後ろの車が次々に追突するもの」です。
まず、ワンボックスが停車していたプリウスに追突。
その後ろにいたトラックも止まれずに追突。
こういった場合は、事故が2つとカウントされます。
まず、プリウスに追突したワンボックスの事故。
これはプリウスに落ち度がなければ100%ワンボックスが補償する事故です。
しかしながら、さらにトラックが追突しています。
今度はトラックがワンボックスの補償を、また、トラックが追突したことにより損害が拡大したプリウスの修理代も補償する必要が出てきます。
一言で『追突』といっても
様々な事故形態があるので注意が必要ですね。
様々な事故形態があるので注意が必要ですね。