すまい給付金とは?
正確には、「住宅取得等に係る給付措置」と言います。
消費税率が引上げされると、住宅取得者の負担が多くなります。それを緩和するために創設された給付措置の制度が住まい給付金です。消費税が8%に引き上げられる際に制度が始まり、10%に引上げされるタイミングで給付を受けれる年収層の幅がひろがります。
共有名義にするともらえる額が増えるの?
夫婦の共有名義にすると、例えば消費税率8%の場合それぞれが30万円ずつ貰えるのか?という質問を受けることがあります。
消費税率8%で考えてみたいと思います。
例えば夫婦の持ち分割合が60%40%だった場合、また、ご主人の給料が500万円、奥様の給料が200万円として考えてみましょう。
ご主人の場合は475万円以上510万円以下の年収のため、給付基礎額は10万円です。
奥様の場合は425万円以下の年収のため、基礎給付額は30万円です。
持ち分割合が3/5対2/5(60%と40%)なので、
ご主人は給付基礎額10万円×0.6=6万円
奥様は給付基礎額30万円×0.4=12万円
夫婦合わせて18万円が支給される事になります。
基本的には住宅ローンを組む人が対象
「すまい給付金」は「住宅ローンを組む人」が原則対象です。 住宅ローンを組まない人は、50歳以上でないと給付対象になりません。詳しくは住まい給付金のサイトを確認してください。
夫婦の連帯債務で住宅ローンを借りている場合は、夫婦とも給付の対象となりますので確認してみてくださいね。
夫婦の連帯債務で住宅ローンを借りている場合は、夫婦とも給付の対象となる。