住宅ローンをお申し込みをされる方の中には希望通りの借り入れが出来ない方がいらっしゃいます。
住宅の請負契約を結んだ後に希望通りの借入が出来なかった!
という残念なことにならないように、家を建てようと思ったら、まず、金融機関で事前審査されることをおすすめしています。
先日も提携先の工務店さんで、契約直前のお客様よりフラット35の事前審査の依頼を受けたので、フラット35の事前審査を行ったところ残念ながら見送り(否決)となってしまいました・・・
審査結果については金融機関からその理由を聞くことはできませんが、何が問題なのか、おおよそ推測することはできます。
それは借入される方の個人信用情報に問題がある場合がほとんどです。
もし、借入に不安がある方は、事前審査の前に、自分の個人信用情報を確認することをおすすめします。
今日はその内容についてお話ししたいと思います!
具体的にどうするかというと、
CIC(割賦販売法 貸金業法指定信用情報機関制度)で自分の信用情報を開示してもらいます。
※CICのホームページ https://www.cic.co.jp/
CICでは加盟している会員会社(クレジット会社等の金融機関)との契約内容や支払い状況等の信用情報を見ることができます。
自分の信用情報が、信用情報機関に登録されているのか、またはどのように登録されているかを確認することができます。
(会員会社とは信販会社・百貨店・専門店会・流通系クレジット会社・銀行系クレジットカード会社・家電メーカー系クレジット会社・自動車メーカー系クレジット会社・リース会社・保険会社・保証会社・銀行・農協・労働金庫・消費者金融会社・携帯電話会社 などで平成30年4月20日時点で938社あります)
具体的には、今現在や過去の借入履歴やローン残高、遅延した記録などが確認することができます。
この信用情報は、金融機関が顧客(お金を借りようとする人)の「信用」を判断するための参考資料として利用されます。
住宅ローンを借入する時の注意する点としては、クレジットカードの複数所有・リボ払い・支払遅延に気を付ける必要があります。
そのほか、意識している人は少ないのですが、携帯電話の分割払いにも要注意です!
携帯電話を購入するときや機種変更の時、機種代金を毎月の通話料と一緒に分割払いにされる方がほとんどだ思います。
実はこの分割払いはクレジットの分割払いと同じ意味合いになります。
しかし、クレジットを組んでいるという意識が無い方がほとんどです。
クレジットカード払いの遅延が無くても、携帯電話の通話料を何らかの理由で遅延があった場合はCICの信用情報に記録されてしまいます。
もし借入審査に不安がある方や、過去に支払いの遅延があった方は、CICで信用情報を取得してみてはいかがでしょうか?
ちなみに金融機関によって審査の基準が違いますのであきらめる必要はありません!
上記のご相談のお客様は他の金融機関では借りれ出来る結果となりました!
最後に、住宅ローン審査が通ることと、遅延なく確実に返済がし続けられることとは、別問題です。
住宅ローンを借入する場合はライフプランニングも含め、ファイナンシャル・プランナーに相談されることをおすすめいたします!