何となく空気が湿っぽくなってるなぁと思っている住宅資金計画専門FPの山内です！
さて、先日ある工務店さんにFP提携の提案をしてきました。
私：「お客様のなかで住宅ローンや資金計画に不安をお持ち方のはいらっしゃいませんか？」
A工務店さん：「うちでは住宅ローンや資金計画で困るようなお客様はいらっしゃいませんし、不安に思われる方は提携している銀行さんにすべてお任せしています」
そんな感じだったので、一応パンフレットをお渡ししてそそくさと事務所を後にしました。
また、違う工務店さんでは
私：「住宅ローンはフラット35で提案されてますか？」
B工務店さん：「いいえ、住宅ローンについては銀行さんへ紹介しています」
私：「では、実際お客様はどの様な住宅ローンでの借入が多いのですか？」
B工務店さん：「ほぼ変動金利ですね」
う～ん、金融機関におまかせするのが本当に安心なのか？
なぜなら・・・金融機関の目的は一円でも多く貸し出し一円でも多く利息を得ること。
かなり高い確率で金融機関は変動金利（金利上昇リスクはお客様）を勧めるでしょう。
あなたが「金利が上昇して住宅ローンの支払いがきつくなるのが不安だ」と言うと、「金利が上昇してきたら固定金利に借換しましょう」といわれるでしょう。
でもご存知ですか？
以前このブログでもお話しましたが、変動金利が上がった時にはもうすでに固定金利は先に上昇してしまいます（涙）
https://ameblo.jp/fp-yama/entry-12336257606.html（危なくなったら固定金利にかえればいい）
よーく考えてみてください。
自分が銀行の頭取（経営者）だったとしたら、将来金利が下がると予測しているのであれば「固定金利」を勧めるでしょう。
でも将来金利が上がると予測しているから「変動金利」を勧めているのだと私は思います。
あなたなら住宅ローンの相談を銀行の利益を優先する銀行員に相談しますか？
それとも、ライフプランに合った住宅ローンを提案してくれるFPに相談しますか？
住宅ローンは慎重に選びましょう！
